「なか区ブックフェスタ」企画で10,11月に特別ランチ「豆松みをつくしランチ」をお出ししてきました。それも30日で終了いたします。
月の前半後半でメニューを変更、4つのランチメニューとなりました。それぞれご紹介しておきます。
◎10月前半のみをつくしランチ
・大根の油焼き、山芋磯辺揚げ
・はてなの飯(カツオ佃煮ご飯)
・忍び瓜
◎10月後半のみをつくしランチ
・里芋黒胡麻あん
・蓮根の鋳込み
・かて飯(牛蒡と油揚げのご飯)
◎11月前半のみをつくしランチ
・柿と胡桃の白和え
・梅土佐豆腐
・里の白雪(かぶら蒸し)
◎11月後半のみをつくしランチ
・こんがり焼き柿
・ほっこり酒粕汁
・ふんわり菊花雪(黒鯛土佐酢、菊花大和芋すり流し掛け)
『みをつくし料理帖』は何年か前に知人に借りて読んだことがあり、その後テレビドラマや映画にもなって「人気あるんだなぁ」と感心した作品でした。貸してくれた知人は私に作中に出てくる料理を作ってほしかったようですが、その当時はなかなかそこまで手が回らず、そのままになっていました。
今回のブックフェスタへ誘われた際そのことを思い出し、ランチに再現料理を取り入れたのです。なかなか楽しい体験でした(手間はかかりましたが)。
料理のレシピは『みをつくし料理帖』の巻末に載っていたものと、『みをつくし献立帖』というレシピだけまとめたものが出版されていましたので、それを元に作りました。
ほとんどは作者の高田郁氏が自ら作ったレシピなのですが、中には江戸時代から続く有名料亭「八百善」のものもあります。「里芋黒胡麻あん」と「里の白雪」「ふんわり菊花雪」がそうです。なんとこの八百善さん、まだお店は続いています!しかも磯子にあります!無知な店長は何も知らずに料理教室へ行ったことがあります!ご縁・・・ですかねぇ。
今でも毎月料理教室をやっており、12月はおせち料理の教室を開催しています!自店舗で開催の教室と、otonamiというサイト経由で開催される豪華な教室があるようです。ぜひ検索してみてください。
再現料理で人気のあったものは夜のミニコースに取り入れたりなど、使わせていただきました。いい経験をさせていただき、ありがとうござました。
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