
2023年5月13日(土)、5月の日本酒の会として、ブランチ横浜南部市場のNANBU BASEをレンタルし開催しました。
お招きに応じてくださったのが、神奈川県松田町の「中沢酒造」様。「松みどり」と聞けばわかる方もたくさんいらっしゃると思います。会場まで2時間かけてお越しくださったということで・・・ありがたいことです💦
ブランチ横浜は昔「南部市場」として「横浜中央市場」より規模を大きくしにぎわった場所でしたが、何年か前に市場業務を終了し(倉庫や冷凍庫などとして今も使われています)、周辺住民のためのお買い物・お食事スポットとして生まれ変わりました。こちらのレンタルスペースを今回利用したのでした。
NANBUBASEはこちら→ https://yokohama-nanbubase.hashtags.biz/
中沢酒造様は小田急新松田駅近くの酒蔵です。近くに河津桜で有名な松田山があり、季節になると大いににぎわいます。河津さくらまつりも開催され、おまつり期間中にはお蔵で試飲販売もされています。この5月からは蔵見学も再開されているそうです。
さて開催日ですが・・・あいにくの雨模様☔ ひどい降りではありませんでしたが、この季節港湾部の爽やかな眺めが楽しい場所だったので選んだのに・・・残念です。同日朝には市場祭りが開催されていたようで、とても混みあっていました。
15時開場、お待ちかねのお客様が会場前にずらっと並んでおりました😅急いで準備・受付をしお客様を客席へ・・・参加者25名、乾杯から開始です。
今回準備してくださったお酒のラインナップです。
① 松みどり 純米大吟醸
② 松みどり 純米吟醸 雄町 生酒
③ 松みどり 特別純米酒 生原酒
④ 松みどり 特別純米酒 火入れ
⑤ 松みどり 純米酒
⑥ 亮 特別純米酒 キヌヒカリ
⑦ 松みどり 純米吟醸 S.tokyo

笑顔が素敵な専務、11代目の鍵和田亮さんです。この方の代からこちらのお酒はグッと魅力的になったと思います。
豆松で用意したおつまみです。
ヤングコーン、ナス、信田巻き、焼き湯葉の煮物
カマンベールとゴーダチーズのりんごソース、イカとアボカドのライム和え
稚鮎、そら豆の天ぷら、タコ唐揚げ
牛すじ煮
トマトゼリー、玉子焼き、エビ芋鮨、牛肉八幡巻、ヤリイカキラズ鮨、合鴨胡瓜串、蛤真薯、ホタルイカ煮、カマス酒塩焼き、たたき牛蒡

季節の食材を用い、松みどりに合う練り物、濃い口しょうゆの肉料理、甘酸っぱいものを意識してご用意しました。
お酒、やはり目玉はこちらのふたつでしょうか。
「 亮 特別純米酒 キヌヒカリ」と「 松みどり 純米吟醸 S.tokyo」は特に苦労して作り上げたお酒だそうです。
亮は地元産の飯米キヌヒカリを使用し、松田山の河津桜の花から取った酵母で醸したお酒です。酵母の抽出などに一年かかり、キヌヒカリは吸水はいいものの溶けにくいので酒粕ばかりできるそうです。
s.tokyoは世界で2番目に古い清酒酵母で、1909年に発見されるも、1度も日本酒造りに使われなかった幻の酵母でしたが、亮さんの手により奇跡の復活をとげたお酒です。酵母はドイツにあったとか!白ワインのような甘みと酸味があり、よく冷やして飲むのがおすすめです。
こちらの二本にはカマンベールとゴーダチーズのりんごソースがけやトマトゼリーがよく合うというご感想をいただきました。

河津桜酵母・・・ピンボケですね・・・白い線が酵母です。亮は蔵元完売(酒屋さんには残っているかもしれません)、s.tokyo2023はまだ在庫があるそうです。
蔵元さんにしか聞けないお話にみなさん感心しきりでした。会が進むにつれ酔いも回り、答えずらい質問も出ていたようですが、それはご愛敬。豆松のお酒の会初参加の方も幾人かおり、「また参加したい!」とうれしいお言葉もいただきました。
中締めで開栓していない四合瓶5種の争奪じゃんけん大会を開催!熱く盛り上がりました。
なかなか蔵まで出かけていくのは大変です、なので今回もみなさん大変満足されたご様子でした。

でも店長は車の運転があるので全く飲めずでしたYO!・・・ここは改善の余地がありそうです・・・
中沢酒造からは6月に夏酒が販売されます。雄町を使った低アルコールの飲みやすいお酒です。夏は少し酸味のあるようなお酒をキリッと冷やし、ロックやソーダ割にしても美味しく飲めますね。
また、都筑区仲町台のお店でお酒の会もあるようです。亮さんに会いたい方はそちらへどうぞ!
豆松のお酒の会、次回は「酒蔵見学バスツアー」です。別ブログにて詳細を公開します。よろしくお願いいたします。
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