発酵の聖地!と言われる千葉県の「寺田本家」へ酒蔵見学に行ってきました。
成田から電車で20分、香取神宮のおひざ元神崎にあります。
神崎の道の駅は「発酵の里神崎」と銘打ち、地元の発酵食品を集めているということで、メディアにも取り上げられていました。いつかそちらにも行ってみたいものです。
その中心的存在が寺田本家なのかな。まずはかつて米蔵として使っていた土蔵で昼食。
酒粕やテンペなど発酵食品をふんだんに使った、野菜だけのお料理でしたが、これがおいしい!!
正直、こういう健康に気を使った料理ってお味が・・・というものが多いですが、ここは全く違います!とんでもなく「おいしい」のです。
しかもボリュームもあり、特に野菜のバーベキューは甘みと旨みと塩加減、すべてがパーフェクトで「弟子入りしたい・・・」と震えました。
食事後、蔵見学です。社長自らご案内してくださいました。
これは、きっとファンも大いに違いないw
ここの蔵見学、とにかく全部見せてくれるのです。
「雑菌も菌ですから!」という方針のもと、全て体感させてくれます。味見もさせてくれます。すごいです・・・
なによりとても楽しそうに説明してくださる様子がほほえましく、こういう人が作っているならおいしいに違いない!と思いました。
見学後再び土蔵に戻り、今販売しているお酒を全て試飲させてくださいました。
その中で私は発芽玄米を使った日本酒「むすひ」(お酒というより、健康ドリンク的存在)がとても気に入り、購入して毎日ちょっとづつ飲んでいます。
乳酸菌びっしり!のかなり酸っぱいお酒(低アルコール)で、玄米の香ばしい香りと発酵によるしゅわしゅわ具合が気に入ってます。リンゴジュースで割る飲み方もあるようですが、私はこのままロックで飲んでいます。
裏手には丘の上に神社があり、この山から湧き出るミネラル豊富な水がお酒造りに欠かせないとおっしゃっていました。
神にささげるお酒は、神様がいるからこそ出来上がるのですね。それを体感させてくれる酒蔵でした。