ようやく暖かさが安定してきた4月下旬、「トマト料理と日本酒」というテーマで開催されました。
いい陽気に誘われて?今回は満員御礼、14名様のご参加でした。
第五回の日本酒ラインナップはこちらです。

①「たかちよ 氷点貯蔵 おりがらみ本生(スカイブルー)」 新潟県 髙千代酒造
純米酒(生酒、原酒) 使用米:非公開 精米歩合:非公開 アルコール度:16度
春のお酒に続き、今度は夏(初夏?)のお酒ということで、「ラムネ」をイメージして醸したもの。クリアな甘口・発泡と、瓶もスカイブルーでまさにラムネ。
②「谷川岳 純米大吟醸 一意専心」 群馬県 永井酒造
純米大吟醸酒 使用米:美山錦 精米歩合:50% アルコール度:15度
永井酒造の副杜氏が初めて醸したお酒で、かなりレアな限定酒。若さと情熱のあふれる純米大吟醸でした。
③「白木久 純米無濾過生原酒」 京都府 白杉酒造
純米酒(無濾過、生酒、原酒) 使用米:京都丹後産コシヒカリ100%
精米歩合:60% アルコール度:17-18度
白杉酒造は飯米のみで醸造を行うユニークな蔵元です。京都丹後産コシヒカリを使用した白木久は、飯米醸造酒特有の甘さのみならず、驚くほどジューシーで爽やかな後口。今回の一番人気でした。
料理はこちら。





〈前菜〉 ラタトゥイユ 筍まんじゅう トマト餡 燻製トマト カマンベール添え
〈お刺身〉 イサキと鯛のお造り
〈焼き物〉 イワシのパン粉焼き トマトソース添え
〈変り鉢〉 トマトとアサリのクスクス ニシンのマリネと共に
〈〆〉 トマトとオリーブのご飯
〈デザート〉 フルーツトマト・バナナのトマトムースがけ
トマトの酸味と日本酒をいかに合わせるか、というのが課題でした。
そこは磯野さん、なんと「コシヒカリ100%」という飯米で醸造したお酒を持ってきました!
ご飯にトマト料理、これはどんなものにも合いましたが・・・特にイワシのパン粉焼きに良かったようです。
意外なところでデザートのトマトムースと「たかちよ」のスッキリした甘さがマッチしていたようです。
今回トマト料理ということでしたが、ユニークなものもちらほらと入れさせていただきましたよ。
クスクスはトマトジュースでアサリを茹で、そのうまみたっぷりな汁でふやかしたもの。ボンゴレ・ロッソを思い浮かべればいいのかな?日本酒よりワインのあてかもしれませんが・・・
トマトとオリーブのご飯は、炊き込みご飯系です。
分量の水とトマトソースを適量入れて炊飯、蒸らしのときに刻んだオリーブの実を入れます。できれば新漬けオリーブがベストです。
トマトの風味とオリーブの塩気がおいしいですよ。私はこれで酒が飲めますがね(笑)
デザートが極め付けです。
トマトムース・・・トマト味のムースです、甘いヤツです。これを、フルーツトマトと甘夏果汁でマリネしたバナナの上にかけるのです。
おいしいです!参加者からは「一番おいしかった」という声も聴かれました。・・・一番か、ちょっと複雑だな、とは思いましたが、うれしいお言葉です。
通常デザートメニューに入れる予定ですので、試しに来てくださいね。
さて、今回も大盛況な会となりました。お酒も初めて三本が空となり、初めて顔を合わせた女子たちが集まり、女子会モードで大盛り上がり!とても賑やかでした。
お酒は人と人との潤滑油ですねー!大好きです。
さて、次回は5月27日、料理のテーマは「チーズ」です。
どんな会になるか、今からワクワクしてます。