第6回桜酒亭の日も無事に終了!また新たな日本酒ファンが生まれたようです!
毎回「こんな飲み方もあるんだ!」「この組み合わせサイコー!」という声が聞かれますが、今回はまた特別でした。
「チーズと日本酒」をテーマに開催し、フレッシュ~熟成の五種のチーズとそれぞれ趣向の違うお酒を合わせていく、楽しい作業です。
今回のお酒はこちら。

①「盛升 純米 なまなま 無濾過生原酒」神奈川県 黄金井酒造
②「蔵王桜 山廃純米 無濾過生原酒」奈良県 美吉野醸造
③「独楽蔵 玄 円熟純米吟醸酒」福岡県 杜の蔵
フレッシュ、酸味、熟成と三種のチーズに合うお酒を選んでいただきました。
料理はこちら。
<チーズ盛り合わせ>
ミモレット、シェーブル(山羊)、山のチーズ(ウォッシュ)
バッカス(熟成)、燻製チーズ、干しブドウ
<焼物>
鮎塩焼き 酒粕クリームチーズ
<焼物2>
鹿ハンバーグ チーズソース バゲット
<箸休め>
焼き茄子
黒米とマッシュルームの人参ドレッシングあえ
<食事>
チーズマフィン
<デザート>
ふわふわフレッシュチーズ(プティニュアージュ)の黒蜜がけ
豪華になってしまいました(笑)
チーズは「清水牧場チーズ工房」から三種をお取り寄せ。
長野でこだわりのチーズ作りをしている牧場で、あるご縁をきっかけにチーズといえばここ!となってしまいました。
ウォッシュタイプの山のチーズは片面を焼いてとろっとさせて提供。おいしいです・・・
鹿ハンバーグですが、こちらもあるご縁で知り合った長野の鹿肉を使いました。
長野県下伊那郡にある阿智村にて捕獲された鹿を施設で処理し、少しづつ流通させていこうという試みがあり、そこに関わる方から購入しました。
獣害問題の解決の一つとしての食肉流通は、私が飲食店を開いた理由の根本でもあります。
この繋がりを大切にしたいと思い、今回試作ではないですがおいしい鹿肉のご紹介ということでメニューにいれました。
料理ですが、またまたお客様より提供の写真でご紹介します。




いつも美しい写真を、ありがとうございます。
今回は最初にチーズプレートと三種のお酒をマッチングさせ、その後料理を出すスタイルにしました。
一番チーズに合ったのは3番の独楽蔵だったようです。
こちらは熟成酒なので、グラスに氷を一つ落とし、ロック感覚で飲みました。どうやらそれが皆さんどはまりで、あれよと言う間にお酒がなくなっていく・・・!
当然盛り上がりも早く、あっという間に時間オーバーしていました。
私の結論から言うと、チーズと日本酒はやばいです(笑)
ワインよりずっと合わせやすいと思います。そしておいしいです!
日本酒は食材を引き立たせる名わき役ですが、その実力を遺憾なく発揮していたと思います。
日本酒好きの方は普段通り過ぎるだけのチーズコーナーかもしれませんが、今度は足をとめてお買い得セットのようなものを買うといいですよ。
新しい世界が開けると思います!
さて、次回は6月24日です。
「雨」をテーマとし、日本酒のセレクトと料理を構成します。
お楽しみに!!