七月の「桜酒亭の日」は神奈川の酒蔵を招く、スペシャルな会でした。
まず第一弾として、豆松のハウス日本酒となっている「箱根山」を醸す、井上酒造様をお招きしました。
社長の井上寛氏は快く引き受けてくださり、杜氏も一緒にお越しくださいました。
まずこの日のお酒ラインナップから。
1.発泡純米酒「スイートハート」
シャンパンと同じ瓶内二次発酵製法で造った爽やかな酸味と豊かな甘みが特徴の、アルコール分5%の低アルコールのお酒です。
精米歩合:70% アルコール分:5%
2.箱根山 純米大吟醸
兵庫県産の山田錦を40%まで精白して仕込んだ純米大吟醸酒です。
バナナ様の果実香主体の芳醇な香りとふくよかな味わい。なめらかな口当たりが特徴。
精米歩合:40% アルコール分:15.6%
3.箱根山 吟醸ぎんから
長野県産の美山錦を使って仕込んだ爽やかな香りとなめらかな味わいが特徴のお酒です。
軽快でまろやかなタイプ。お燗に適しています。
精米歩合:60% アルコール分:15.5%
4.純米吟醸「左岸」生酛造り
地元産酒米「吟のさと」を使い、生酛造りで仕込んだ純米吟醸酒です。
しっかりとした酸味とふくよかな味わいが特徴。お燗に適しています。
精米歩合:55% アルコール分:15.5%
5.無濾過純米生酒「仙鳴郷」
生酒特有のふくよかな香りとボリューム感のある味わいが特徴の濃醇タイプの純米酒です。お燗に適しています。
精米歩合:麹米55%、掛米65% アルコール分:16.5%
次にお料理です。
例によってなかなか写真が撮れませんでした^^;まぁ、雰囲気で・・・
今回もまた驚いたのですが、料理とお酒がぴったりマッチングしており、相乗効果で参加された皆様大喜びでした!
まずは冷でそれぞれ飲み比べ、その後持参してくださった酒燗器でそれぞれに適した温度に温め、飲み比べ。
料理の邪魔をしない、かつ存在も主張する箱根山の魅力を皆さま味わうことができました。
今回のセッティングをしてくださった利き酒師の磯野さんは、「シェーブルと左岸生酛の燗冷まし 、ポテサラと仙鳴卿生の熱燗」がベストマッチングだったと感想を述べられています。
箱根山は神奈川東部ではあまり流通がなく、馴染の薄いお酒です。神奈川西部・特に箱根地方の旅館などに置いてあることが多いです。さすがは箱根山。
お客様も初めて飲む方もいらっしゃり、しかもこんなにおいしいとは!と驚かれていました。
やはり私の選んだ箱根山だわ・・・と偉そうに考える店長でありました。
豆松には「純米酒箱根山」「仙鳴郷」「スイートハート」が常時おいてあります。
左:井上社長、右:若き能登杜氏
箱根山の井上酒造HP → http://www.hakoneyama.co.jp/
さて、8月の桜酒亭の日は「新潟の酒と肴」です。
直前に店長及び磯野の二人で新潟酒蔵めぐりをしてまいります!
そこで仕入れた全てを放出する予定です。お楽しみに!!
まだお席に余裕がありますので、ご予約はお早めにお願いします。
では、豆松でお会いしましょう!