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店長

10月の桜酒亭の日~実りの秋~


月に一度、第四土曜日は桜酒亭の日。今月は「実りの秋」をテーマに開催いたしました。

実りの秋にふさわしい料理とお酒をご用意しました!

1.瓢太閤(ひさごたいこう)阿波天水 純米吟醸 (徳島県・日新酒類)

特定名称:純米吟醸酒 使用米:阿波山田錦 精米歩合:55% アルコール度:15度

2.夜明け前 ひやおろし 純米吟醸生一本 (長野県・小野酒造店)

特定名称:純米吟醸酒 特記事項:ひやおろし(生詰め) 使用米:国産米 精米歩合:55% アルコール度:16度

3.純米生原酒 喜楽里(きらり) (和歌山県・髙垣酒造)

特定名称:純米吟醸酒/純米酒 特記事項:無濾過・生酒・原酒 使用米:国産米 精米歩合:非公開 アルコール度:18度

お品書き

今回裏テーマが「アンチ・ハロウィン」でしたが(笑)、ハロウィン柄にしちゃいました・・・

一部お品書き違ってます、マグロは海苔巻きじゃなくて「ほうじ茶燻し」になりました。また、「イカ団子の五色あられ揚げ」が追加です。

料理

どうでしょうか!今回八寸にして目にも楽しい実りの秋を表現してみました。

お酒がすすむものばかりですねw

(キノコご飯の写真を忘れました)

まず阿波天水。徳島県のお酒は初めて飲みました。

裏書には「阿波山田錦の旨みと酸味、甘み、苦みのバランスが絶妙な『天水』は、爽やかな吟醸香の向こうに情熱を秘めた珠玉の地酒です」とあります。

適温は室温だったので、磯野さんはお店につく頃常温ぐらいになるよう調整して持ってきてくれました、さすがです。

口に含むと甘口かな?というなめらかさですが、舌の上を通過するごとに酸味、苦みと変化し、後味はスッキリきれるという楽しいお酒でした。

いろいろな表情があるので食事を選ばず、八寸のような味のバリエーションが一皿の上に乗っているようなものにピッタリ。

銀杏の苦みとも、時雨煮の甘辛さとも、鮎燻製のくせにも合います。

後からぬる燗につけましたが、私は常温のほうが好きだったかな。

次に夜明け前。長野のお酒の中でも特に好きなものの一つです。

ひやおろしならではの落ち着いた吟醸香、優しい中にも適度な酸味でキリっときれる、そんなお酒でした。

まさに刺身にピッタリ!石鯛のクセにも合い、またほうじ茶で燻した鮪の香りにも寄り添えました。

卵焼きや煮物の甘みにも合います。

三番目の喜楽里も初めて飲む和歌山のお酒。

こちら、樽仕込みじゃないのに豊かな樽香が!!「地方でもきらりと光る酒でありたい」という想いを礎に低温長期発酵させているということで、その成果なのかな。

一口飲んで「私、これ好き☆」と言ってしまいました。

冷やもいいですが「燗して!燗!!」という声がすぐに上がり・・・もう、熱燗マスト。

全ての料理にピッタリです。秋最高!って感じ。

特に煮物ですかね、おでんのような出汁ものがあるともっとよかったかなぁ。

焼物も串焼き系統とも合いそうです。また飲みたいお酒でした!

今回がですね・・・本当にお酒残りませんでした!!

いつも家へ持って帰って三種飲み比べて「おいしいねえ!」なんて味わえるのですが、・・・持って帰るものがない(泣)

やっぱり秋!冬!日本酒の季節到来ですね。秋冬の食材と日本酒はどれも文句なしにマッチングします。

さて、そんなこんなで10月の会も大盛況でした。

次回11月のテーマは「新米で塩比べ!」です。

5~10種の塩をご用意し、塩の違いで日本酒とどうマッチングするか、実験的な会になります。

湘南タゲリ米の新米も出ますし、そちらをボールにして塩を付け、禁断の「米で米をくらう」をやっちゃいます!もちろん、他の料理もでますよ。

予約受付開始してます。お早めにどうぞ!

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