3、4月とありがたいことに二か月連続蔵元を招く会でした。5月は久々のレギュラー日本酒会。
今月は今年に入ってから出張の多い磯野さんが訪れた蔵のお酒を紹介する会となりました。
①「鮎正宗 特別本醸造」新潟県 鮎正宗酒造 特定名称:特別本醸造 特記事項:なし
②「磯蔵酒造 新酒を祝う会 記念新酒 戌」茨城県 磯蔵酒造 特定名称:純米酒 特記事項:生酒、原酒
③「玉乃光 純米吟醸 涼 生貯蔵酒」京都府 玉乃光酒造 特定名称:純米吟醸酒 特記事項:生貯蔵酒
④「嘉泉 特別純米 東京和醸」東京都 田村酒造場 特定名称:特別純米酒 特記事項:なし
⑤「蓬莱 御意見無用! 無濾過生」岐阜県 渡辺酒造店 特定名称:なし(普通酒) 特記事項:無濾過、生酒
⑥「常きげん 山廃純米生原酒」石川県 鹿野酒造
特定名称:純米酒 特記事項:山廃仕込み、生酒、原酒
お料理はこちら。
例によって全ての写真がなくてごめんなさい。
お酒はお品書きを見てカオリさんがその場で順番を並べ替えてくださいました。
もちろん好きな酒を好きな順に飲んでかまわないと思いますが、せっかくこういう会に来たのだから、おすすめの組み合わせを試してくださいねwといつも提案していただいています。
郷土料理おつまみは、蔵元のある地方の郷土料理を作ってみました。
なかなかピンポイントに探せませんでしたが、なかなか面白いラインナップになったと思います。
郷土料理って、わりと酒の肴になるものが多いんですよ!日本酒(食中酒)と料理の深い繋がりを感じます。
驚いたのは、「鮎のうるか」と「鮎正宗」。これ実は奇跡的なマッチングでした!
カオリさんはお仕事で長野に行かれたのですが、そのイベントは信越地方の紹介的なものだったので、お酒は新潟県妙高市のものだったのです。
メニューを考えてしまってから「お酒は新潟のなんだけど、どうする?」と連絡があり、もううるか注文しちゃったしなぁとそのままのメニューで行くことにしたのです。
そうしたらなんと・・・鮎正宗・・・めちゃくちゃ合いました(笑)
私的にこれからも使いたいなぁと思った郷土料理は、「浅利の時雨煮」「漬物巻き」「芋餅」かな。
アサリの時雨煮は自分でも驚くほどおいしくできたので(笑)、二度と同じものが作れないかもしれませんが・・・牛肉でも作るんですがそれも美味しいので、私は時雨煮が得意なのかもしれません。
漬物巻きは、本当は京都の千枚漬けで作るのですがすでに時季外れ。べったら漬けで胡瓜の甘酢漬けと柴漬けを巻きました。これが案外ヒットで、さっぱりした甘酸っぱさが口直しにいいと好評でした。
岐阜の芋餅は、里芋とご飯を混ぜて団子にしたものです。
作り方は簡単で、里芋を一緒に炊飯器で炊き、すり鉢でついて団子にし焼くだけ。里芋のもっちり感とお米のつぶつぶ、生姜醤油の香ばしさがおつです。
芋餅は日本全国にあり、地方で材料や作り方が違うので面白いです。全国のいも餅集めて食べ比べたいぐらいです。誰かやらないかな。
※大量の鮎を焼いたので、店内煙がすごくなっちゃいました、すみませんでした。
デザートにそばがき汁粉をお出ししました。これは長野県松本市でメジャーなものと書いてありましたが、そうなんですか?
ねっちりした蕎麦掻とあんこがとってもおいしくて、クセになりそうです。
ま、蕎麦掻だったら醤油かけて酒のつまみ・・・のほうが皆さんの好みかもしれませんねw
今回もお酒が一滴も残らず!私は鮎正宗と嘉泉がお気に入りでした。
みなさん満足されたご様子で、今回も大成功かな。
さて、6月の桜酒亭の日はお休みいたします。
この日実は豆松主催の「酒蔵見学バスツアー」を行います。
隆や丹澤山で有名な川西屋酒造店さんへ豆松のお客様をご案内することになりました。公開募集はしませんでしたので、「行きたかったな!」という方、すみません(すでに満席です)。
というわけで桜酒亭の日としての次回は7月、夏真っ盛りですね。
夏酒をさまざまな飲み方で楽しみ、またそれぞれどんな料理に合うかやってみよう!というテーマになります。
ご興味のある方、募集開始しましたのでぜひご連絡ください!