
今回のイベントも無事終了!…なぜ無事かって?だって焼酎・泡盛もあって「ちゃんぽん」になるからですよ。「長崎」特集なだけに…
…というおやじギャグは磯野さん発信です、私じゃないですよ?
まぁ兎にも角にも、お酒も料理も大盛況でした。日本酒だけじゃないというのも面白くていいですね。長崎・沖縄という地域性を知る上でも粋な趣向でした。
磯野さんがお盆に長崎へ取材旅行へ行くということで、テーマの一つが長崎となりました。
三蔵回られたそうです。
①<梅ヶ枝酒造>(佐世保市)
■メインブランド:「梅ヶ枝」(うめがえ)
■公式サイト:http://www.umegae-shuzo.com/
先代からご長男が蔵を引き継ぎ、次男が杜氏、三男が蔵人と、3兄弟で力を合せて酒造りをしています。蔵は、趣のある古い建物で、登録有形文化財にも指定されています。建物も道具も、古いものを大切に使われている、手造りにこだわった酒蔵です。
②<福田酒造>(平戸市)
■メインブランド:「長崎美人」「福鶴」「福田」
■公式サイト:https://www.fukuda-shuzo.com
平戸大橋から車で45分。海の眼の前に蔵があります。社長の下、長男次男、兄弟で協力して蔵を切り盛りしています。蔵の敷地内には、古い道具が展示されている博物館もあり、色々学ぶことができます。
今回は、都内、横浜にはなかなか流通していない「長崎美人」と、じゃがいも焼酎「じゃがたらお春」を仕入れてきました。
③<森酒造場>(平戸市)
■メインブランド:「飛鸞」(ひらん)
■公式サイト:https://mori-shuzou.jp/
平戸大橋のたもとに酒蔵を構えています。ご長男が2年前に蔵に戻られてから、それまで普通酒メインだったのを、全量純米酒にシフトチェンジ。美酒を醸すため、様々な工夫や設備投資をされ、チャレンジをされている姿がとても印象的でした。今回は、都内、横浜にはなかなか流通していない「飛鸞」を厳選仕入れしてきました。
この他沖縄唯一の日本酒「黎明」、そして泡盛は「プレミアム古酒 久米仙」をセレクトしてくださいました!

これに合わせた料理はこちら。
前菜: 島らっきょ、ミミガー和え物、ナーベラーチャンプルー
八寸: 身巻き唐墨、ハトシ、里芋甘辛煮、カステラ玉子、シシャモの南蛮漬け、薩摩芋蜜煮
刺身がわり: 長崎産アカハタのセビチェ、サラダ仕立て
焼物: スズキの塩焼き 黒酢ソース
煮物: 長崎風豚の角煮
ご飯: カラスミ入りクリームリゾット
デザート: 梨のシャーベット、食用ほおづき


料理も意識したわけではなかったのですが、生魚を柑橘類ととも食べるセビチェ、これはメキシコ系料理です。前菜のミミガーはコチュジャン和えにしたので韓国料理、ご飯はリゾットだったのでイタリア料理と、結果「卓袱料理」風になりました。
さてさて・・・お酒一番人気は「長崎美人」!
参加者(特に男性)から「美人ちょうだい、美人!」と・・・名前が人気だった?いやいや味もすごぶる良かったです。
ミミガーの和え物や角煮など、地元の料理と相性がよかったようです。
そして二番手は意外なことに!「黎明」でした。
沖縄唯一の日本酒は、南方の風土に合わせた軽い本醸造。なんというか、安心の味なんですよ。特徴のないのがかえって何にでも合い、「飲み疲れたから黎明!」という不思議な現象がおきました。
神棚に上がっているお神酒みたいなお酒とも、バドワイザーみたい!とも表現されていました。
こういうお酒が家にあるといいな、という感じです。
料理ではリゾットが人気でした。これも意外?
和風出汁で炊き上げたカラスミ入り、ほんのりクリームのコクのあるリゾットは、締めというよりはこれでお酒が飲める!とおつまみとして人気でした。
実は豆松店長、イタリアン得意です・・・

さて、次回は9月後半、もう秋です! テーマは「ひやおろしと秋の料理」に決定です。ご予約受け付けておりますので、ぜひお越しください!