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  • 執筆者の写真豆松店長

一酒繚乱レポート

2024年2月24日(土)、今年最初の日本酒イベントを行いました。一つのお酒をより深める「一酒繚乱」、お燗酒の会です。

今回のお酒はこちら!



◎「天狗舞 純米酒旨醇」車多酒造(石川県) 国産米、精米歩合60%、アルコール分16度

 能登のお酒を使いたいなぁと探していたのですが、石川県の酒蔵ということで。

天狗舞でも旨醇(うまじゅん)はあまり聞いたことがなかったのですが、面白そうなお酒だったので選びました。燗酒以外ないだろー!という外観ですよねぇ。


料理はこちら。



前菜) 新竹の子・こごみ・わかめ、菜花昆布巻き、粟麩蕗味噌田楽、ウドとイチゴのサラダ仕立て、酒粕クリームチーズ、丸十レモン煮、ホタルイカ、海老あられ揚げ


刺身)寒ブリ刺身、おろしポン酢で


魚)地金目の煮付け


酢の物)サラたまちゃん葉とイワシのヌタ


煮物)新じゃが、カキとサラたまちゃんの青のりスープ


〆)自家製カレーうどん


デザート)酒粕ムース


常温でどんな料理にも合うようなお酒なので、滝川さん苦労して?いましたが。「このお酒でもこんなに変化させられるんだ!」とお客様はびっくりしていました。

温度データです。


基準69℃

一部

前菜 65℃元酒足し59℃

刺身 冷酒デキャンタージュ

魚 66℃

酢の物 62℃ちょいサスペンド

煮物 65℃自然冷却55℃

〆 加水68℃

デザート 黒糖焼酎ブレンド


二部

前菜 61℃自然冷却57℃

刺身 50℃デキャンタージュ

魚 66℃

酢の物 梅昆布茶入り64℃

煮物 64℃元酒足し59℃

〆 71℃

デザート ミントシロップ+デキャンタージュ


ほんともう、いろんな技持ってるんですよ。日々研究されているそうですが、それにしたってねぇ!

お酒の裏ラベルに「美味しく飲める温度20~40℃」と書いてあるのですが・・・「はぁ?」という感じですよ。たしかに上手に温度上げないと40℃以上では酸が出すぎるかもしれません。「無難に飲める温度」ですね。


店長も味見はしましたが、料理を出すのであまり飲めず・・・しかしその中でも「梅昆布茶入り64℃」はイワシのぬたとピッタリでした!梅とイワシ、合いますもんね。


さて、来月は磯野カオリさんと「桜と日本酒の会」です。四種の春のお酒と春の料理を楽しみます!

カオリさんの会も二部制にしましたので、たくさんの方のご参加お待ちしています!



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