千葉北部の発酵文化を巡る旅
- 豆松店長
- 7月20日
- 読了時間: 4分
2025年7月19日(土)、豆松お楽しみバスツアーの日です。
今回は千葉県北部を巡る旅、移動時間がかかるということで朝早い時間に集合となりました。集合時間がころころ変わってしまったので、申し訳なかったです。
まずは流山の「白みりんミュージアム」へ。
今年3月にできたばかりの施設は蔵風建築になっており、木材の香りが残っていてそれだけで癒されます!
それに・・・入ってすぐ出迎えてくれる、みりんの仕込桶!大きな桶は杉でできているので、この香りなのかなぁ。

こちらではみりんの歴史や製法などを有料(300円)で学ぶことができます。けっこうしっかり解説付きなので小一時間みたほうがいいです。その分とても充実したプログラムで、普段気にしたことのないみりんについて、驚くことも多いですよ。
(なんで価格が高いのかも分かります😅)
みりん解説と並行してみりん体験(簡単な料理教室)もできます。7月はみりん粕「こぼれ梅」を使った味噌玉作りができます。夏休みに入った三連休のせいか、お子さん連れの方が多く体験していました。
ミュージアムショップもここでしか買えない醤油やみりん、こぼれ梅、それらを使ったプリンやポップコーン、グラノーラなど、また流山のお土産も購入できます。
カフェも兼ねていて、定番のアイスコーヒーなどに加え、こぼれ梅入りソフトクリーム(絶品!)やクラフトビールを買うことができ、テラス席で楽しむこともできます。
ここでみなさんと集合写真を撮りました。

次の目的地、飯沼本家へ。
移動時間平均50分なのですが、自然渋滞が多く時間を押してしまいました。13時近くに到着し、あわただしく食事です。

豪華な食事!
三種類の利き酒セットをつけていただきました。
食事後は敷地内の見学とブルーベリー狩りに分かれて、それぞれ楽しみました。
大型醸造を行う蔵の見学は初めての方ばかりだったので、大きなタンクやダイナミックな仕組み、特に大きなやぶたが二つ並んでいる様を見て「掃除が大変だろうなぁ・・・」としみじみ感心された方もおられたかと。
(川西屋酒造さんへ蔵見に行った方には分かる話です。)
左上と中上)一階部分がタンク、二階に蓋があります。それほど大きいのです・・・
右上)洗った米が水と一緒に高速で送られるパイプ。空飛ぶ洗い米・・・
下二枚)やぶた・・・酒粕はがして、板を外して洗って乾かしてまたセットする・・・この数はやりたくない。
甲子はガス感を大切にしているので、搾ったお酒はタンク貯蔵せず、すぐに瓶詰して火入れするそうです。
本格的に酒造り一本にしたのは大正時代、今年で100年を迎えるということでした。
飯沼本家さんの近くには印旛沼があり、大河ドラマ「べらぼう」を見ている方はちょうど今米不足で「印旛沼の普請をさせている」という言葉が出てくるのを聞いたかと思うのですが、それです。庄屋さんとして米を作らせたり、神社に奉納する酒を造ったりしていたそうです。
敷地が広大で、ブルーベリー農園あり、自家栽培の田畑があり、グランピングのキャンプ場まであるんですよ。次回はキャンプしてゆっくり飲みますか・・・(笑)

惜しみながら次の目的地、道の駅こうざきへ。
30分ほどで着いたのですが、時間が遅かったせいかあまりものがなく・・・期待していた日本酒も近隣の有名どころ2、3社のしかなく、発酵ものが置いてあるスペースもあまり広くなくて残念な感じでした。
それでも面白そうなものや、これ欲しかったのよ、というものがあったのでよしとします!
帰りも一番気にしていた渋滞もそれほどなく、明るいうちに?(日が長いですからね)帰着することができました。大きなトラブルがなくてよかったです。
気になってはいるけれど、なかなか行く機会のない場所へのツアー、これからも面白そうなものアンテナを立てて、楽しい企画を立てます。
みなさん、お付き合いのほど・・・よろしくお願いいたします。
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